Minolta XDの表革貼り替え

用意するもの

 
カニ目レンチは使いにくいし高いのでわざわざ買う必要はありません。 ヤスリで普通のプライヤーの先端を尖らせるだけで、
とても使いやすいカメラオープナーになります。
グラインダーで削ってしまえば3分で作れます。
元の革を剥がす前に、セルフタイマーを外します。 反時計回りに回せば外れます。
部品は絶対になくさないようにして下さい。
   
元の革を端から剥がしていきます。
アルコールを接着面に垂らしたり、絵筆にアルコールを浸して接着面に塗りながら剥がすとすんなり剥がれます。
1. 少々難しいのは裏蓋の部分です。 2. 裏返して緑色の部分のみアルコールを塗ります。
3. まず、フィルムリマインダの周りから貼っていきます。 4. アルコールが湿っている間にフィルムリマインダの下に貼り替え革を押し込むように入れていきます。

 アルコールが乾く前は裏面のノリが接着しないので、簡単に滑らせられます。またアルコールが乾けば接着力がある程度戻りますので、ご安心下さい。
5. 反対側も同じようにフィルムリマインダの下に貼り替え革を押し込むように入れていきます。 6. フィルムリマインダの周りがきちんと貼れたら、残りの部分を端に沿って貼っていきます。
 
7.その他の部分は難しくないと思いますので、説明は省略します。
 アルコールが乾いたら完成です。
 
補足:カメラの両端の部分はどうしても剥がれやすいので、G-17、Gクリアー、セメダインスーパーX、コニシサイレックスなどのボンドがありましたら、上の写真の赤い部分に、ボンドを塗って乾かしてから貼りつけると非常に強くなり、通常使用で剥がれてしまう心配がなくなります。

 G-17、Gクリアーを使う場合は、ボンドが乾いてから貼るのが強力な接着のコツです。