横走りフォーカルプレーンシャッター制作ガイド-- 1

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1. 4本の薄い鋼板を用意いたします。元からついているシャッターのものが再生できればそれが一番良いです。
 
 
2. シャッターリボンを15cmほどの長さで4本切って、並べます。
 
 

3. だいたい2cmぐらいののりしろでテープを貼ります。
 
 

4. この場合は2cmぐらいで作っています。
 
 
5. スーパーX黒を用意いたします。クリアタイプとかX2だと強度に問題がありますので、ノーマルのスーパーXをお使いください。G-17とかGクリアは不可です。コニシ・サイレックスの黒タイプも良い結果が出ました。
 
 

6. スーパーXを適量チューブから出して、シャッターリボンののりしろに薄く塗ります。
 
 

7. 鋼板側にもスーパーXを薄く塗っておきます。
 
 
8. ここで表面に粘着力が出てくるまで10分から15分ほど乾かします。すぐに貼り付けると全く接着力が出ませんので、ご注意ください。
 
 

9. リボンを台紙から取り外します。
 
 
10. テープを折り曲げて鋼板にくっつけます。
 
 

11. のりしろ部分同士を必ず合わせて貼ってください。
 
 
12. 洗濯ばさみなどで、接着面を圧着してください。
 
 

13. この状態のまま少なくとも15分以上(長ければ長いほどよい)、養生してください。
 
 
14. リボンがついた状態です。スーパーXなら接着剤が乾いてもカチカチにならず、しなやかです。接着力もとても強力ですので、糸で縫って補強するという必要がありません。

糸で縫うと、特に結び目部分が余計な引っかかりになって、ユニットを組み立てるときに、それがネックになる場合が実際ありますので、私はお勧めしません。

強度は充分です。糸で縫って補強しないと持たないほど、強くシャッターテンションをかける方がおかしいですし、普通そこまでテンションをかけたら、鋼板の方が変形します。
 


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